日本酒の素晴らしさについて

img001.jpg


日本酒は、当たり前ですが、日本独自のお酒です。

酒は文化だとよく言われますが、獏としてうかみようのない文化同様、実は日本酒についても案外知らないことが多いようです。

世界各国、各民族に、それぞれの地域や歴史に応じたお酒があり、独自の発展と飲まれ方をしてきました。

日本の酒も、日本で採れる穀物や果実を原料に、日本人の嗜好に合わせて作られ、飲まれてきました。

この世界の酒類は大きく三種類に分けられます。

穀物や果実中の糖分を酵母の働きによってアルコール発酵させて作った酒を醸造酒といい、日本酒やワインビールなどがこれに含まれます。

蒸留酒は、この醸造酒に含まれる水とアルコールの蒸発温度の差を利用して、アルコール分の高い液体とした(蒸留)酒で、ウイスキーとか、ブランデー、焼酎などです。

そして、混成酒は、この醸造酒や蒸留酒に香料を加えた酒で、リキュールとかミリンなどがあります。

さて、日本酒は醸造酒で、米を使うことが特徴です。

実は、米はワインの原料となるブドウのように糖分(いわゆる果物の甘み)含んでいなくて、一度デンプンを米麹によって、糖化する必要があり、その後に酵母でアルコール発酵させます。

ビールの原料になる麦も同じ過程が必要ですが、ビールはこの糖化と発行を別々に行って作っています。

しかし日本酒は、この糖化と発酵を同時に行うという世界でも珍しい作り方のお酒で、アルコール度も20%近くになります。

通常、醸造酒のアルコール度は、ビールで5%程度、ワインは10パーセント前後ですから、これ一つ考えても、糖度と発酵をバランスよく同時に進めていくのが、いかに難しいかわかります。

理屈はともかく、酒は栄えるが語源ともされている目出度いものです。

酒は文化といいますが、日本は日本酒の他に、ウイスキーやビールでも世界的に認められるほど、美味しい酒を作り飲んでいます。

日本は、よその国の文化まで飲んでしまう、お酒好きの国なのです。
posted by venus at 15:46 | 日本酒について
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。